Googleアドセンスの広告ユニットに「関連コンテンツ」というものがあります。ただし、これはグーグル側から「このサイトで関連コンテンツ使ってもいいよ」と許可された場合にのみ使えます。サイト主側から申請するものではなく、グーグルが一定の基準で許可をするもの。
このブログではないのですが、以前から開設していたブログ(「Aブログ」と呼ぶことにします)について、「関連コンテンツ」を使えるという通知がGoogleから来ていたので、設定してみて気づいたことを少しメモします。あまり真面目にアドセンス収益を追ってはいないものの、多少なりとも誰かの参考になればということでシェア。
尚、「関連コンテンツ」の内容や設置方法等については、既に多くのサイトで触れられており、またAdSenseの公式ヘルプでも設置方法等は簡単にわかると思うので、この記事では触れませんので、そちらが気になる方はググってみてください。
※ まだ運用し始めのフライング気味の記事ですが随時更新予定ですのでお許しください。またあくまでも私の管理するサイトの話ですので単なるサンプルとして見てくださいませ。
Photo credit: Akira Ohgaki via VisualHunt / CC BY
前提
とはいえ、説明に必要だと思うので、「関連コンテンツ」という広告ユニットがどのようなものかと、利用許可の出たサイトの特徴だけ簡単に書いておきます。
「関連コンテンツ」広告ユニットとは
ちなみに、関連コンテンツユニットの使用が許可されているかどうかは、アドセンスのダッシュボードで「設定」→「自分のサイト」→「コンテンツが一致」と見ていき、表示されているサイトがあればそのサイトについては関連コンテンツユニット使用が許可されているということになります。表示されていないサイトでは使えません。今年に入って許可の出たサイトが増えているようですので、一度確認してみても良いかも知れませんね(メールも来ますけど)。
「関連コンテンツ」ユニットの見た目
サンプルとして、PCとスマホでの表示のされ方を下に図で示します(Aブログでの実際の表示ですが、ボカシをかけているのはご了承ください)。「関連記事」と書いてある部分には、アイキャッチ画像と記事タイトルが表示されています。
関連記事へのリンク(アイキャッチ画像含む)が並んでいる中に、広告が混在している形での表示ですが、赤枠で囲った部分に自動的に「広告」であることが表示されています。概ね皆さんこのような表示のようですが、環境により表示の仕方は異なるかも知れません。
PCでの表示
十分に幅のあるウインドウでは、横4×縦2 で関連記事へのリンクと、広告リンクが表示されます。私の確認した限りでは、表示される広告は3つです。
スマホでの表示
スマホや幅の狭いウインドウ内では、横1×縦13 で関連記事へのリンクと、広告リンクが表示されます(図では端折っています)。こちらも私の確認した限りでは、表示される広告は3つです。
「スポンサーリンク」の表示
通常、アドセンスの広告上には「スポンサーリンク」等の表示が必要ですが、ググってみると「関連コンテンツ」についてはその表示は不要という情報が多かったです(ただし公式の見解ではない模様)。
私は、関連記事を見たいと思っているユーザーが知らずに広告をクリックしてしまうのはイヤなので、Aブログでは、「関連コンテンツ」ユニットの上に「関連記事だけではなく広告も含まれていますからね」という趣旨の記載をしています。ただ、図のように「広告」と明示されているので馬鹿丁寧過ぎる気もします。これはあくまで私のやり方ですので各自ご判断ください。
既存の広告ユニットに追加して設定できる
以前、アドセンスでは1ページに表示される広告ユニットは3つまでに抑えなければいけない、という規約がありましたが、昨年8月頃に規約からはこのルールは消えています。その意味は、簡単に言えば、単純に「数」によって広告の多寡を判断することは止め、サイトやページのボリュームとの関係で適正な広告露出となっているかを判断する、ということだと私は理解しています。
ですから、もちろん4つ以上の広告を設置しても直ちに問題にはならなくなったものの、コンテンツボリュームとの関係で広告が多すぎないように注意しないといけない、ということは従来と変わらないという考えで運営をしてきました。
ただ、関連コンテンツに関しては、以前3つを上限としていた時期から、4つ目の広告として表示することをグーグルが公式に認めていたものなので、Googleから許可が出ればボリュームとのバランスを考慮せず追加して構わない、というものだと私は解釈しています。関連記事へのリンクが主体でコンテンツの一部とみなしうるというところでしょうか。
よって、既に3つアドセンス広告ユニットを表示させている場合、関連コンテンツを追加した場合、表示される分だけ広告数は純増となると言えます(上の表示例だと3つの広告を追加することになる、あるいは関連コンテンツユニット自体を1つの広告ユニットと見れば1つ追加)。
とすればメリットのありそうな話です。
関連記事の表示
「関連コンテンツ」広告ユニットは、現在表示されているページに関連する記事を表示してくれるのですが、何を基準に関連記事を選んでいるのかは明確にはわかりません。ただ、私が目視確認したところによれば、おそらくカテゴリー分類については少なくとも基準になっていると思います(全文比較だったらいいなとは思うのですけどどうなんでしょうね)。
はてなブログでは「Milliard関連ページプラグイン」を使っている人が多い気がします。一方、WordPressでは各種あるプラグイン(有名なところだとYARPPなど)を使っている人が多いと思います。細かい設定ができるものもあり、アドセンスの「関連コンテンツ」よりもこれらの方が良いという人もいるとは思うのですが、これを併用するのはクド過ぎて気が引けるところです。
もともと、関連記事へのリンク表示は、ユーザーのPV数やサイト滞在時間を長くするための施策なので、この辺は多少慎重に考えないとマイナスの影響もあり得ると思います。
ただ、私のAブログの場合、これまで比較的高い精度で表示していた一方、該当する記事がない場合も多々あったりしてあまり有効に機能している気はしていませんでした。そこでアドセンスの「関連記事コンテンツ」だけを表示させることにしました。
「関連記事コンテンツ」利用許可の出たサイト
Aブログは、自分の仕事に関連して比較的専門的なテーマに絞ってわりと真面目に書いているブログです。元々は自分が勉強したり実践したりした内容のログを残し、似た境遇の人にそれをシェアしようという考えで始めました。
作成はWordPressでレスポンシブテーマを多少カスタマイズして利用しています。
当ブログより記事数は多い(250記事程度)ですが、ターゲットが狭いので当ブログと比べてもPV数はかなり少ないです。間違った内容を書かないように慎重に確認したり、自分なりの分析を載せたりするので、書くのに結構時間がかかり、気が向かないとかなりの期間(数か月単位)更新しないで放置することもありますが、検索流入でPV・収益は安定しています。また、専門テーマに絞って書いているので、複数ページを訪問するユーザーも多く、セッション当たりの訪問ページ数は当ブログよりもかなり多い状況です。
アドセンス利用歴は約3年半。何の工夫もなく、記事中、記事下、サイドバーに自動的にアドセンス広告を挿入して放置している感じですが、記事内容との関連で単価は少し高めです。
Googleが「関連記事コンテンツ」広告ユニットの利用許可を出す基準は明らかではありません(また、サイト主から申請することもできません)。少し調べた情報と照らし合わせてみると、一定のページ数とコンテンツボリュームがひとつの基準になっている気はします。一方、PV数実績がどれくらい考慮されているかはわかりません(調べた範囲でもそれぞれかなりの差があるように見えたため)。
「関連記事コンテンツ」広告ユニット利用結果
さて、「関連記事コンテンツ」広告ユニットを追加したからといって、直ちに収益が上がるとは限りません。
表示する広告ユニットが純増したからといっても、訪問者が同じページで何度も広告をクリックするわけでもないですし、従来収益を上げていた広告ユニットからクリックを奪う可能性も高いので、トータルでどうなのかは確認しながら運用すべきなのでしょう。
ただAブログについてあまりナーバスになる理由はないので、関連記事コンテンツユニットを、最もクリック数の多い記事下に配置して様子を見てみることにしました。
以下は、実際に運用してみた結果を記したものです(但し規約上細かい数字は記載できないので、過去との相対評価を書いていきます)。運用期間に応じて随時追記していければと思います(しなくならないように見出しだけ先に用意)。
妄想するに、関連記事コンテンツユニットは、テーマを絞った専門サイトとの相性が良いのではないか、などと考えています。専門的知識について調べている人が訪問者なので、ある知識に関連する他の知識についてのページを見たい人も多いだろう、というわけです。実際、現状でもAブログのセッションあたりのPV数や滞在時間は、この雑記ブログに比較してかなり多いので、単に関連コンテンツユニットを導入するだけで、PV数、滞在時間、収益のいずれも増加したらちょっと嬉しいと思います。
3日間利用した結果・RPMの大幅上昇
書いておいていきなり言うのもなんですが、3日程度運用したところで何もわかりませんね。特にアドセンス収入の増減は、はっきりしたイベントでもない限りなかなか予測しにくいと個人的には感じます。ただ、導入初日から顕著な違いが出てその後2日その傾向が続いているので、書きたいなー!と思ってフライング気味に書きます。
この3日間と、同じ曜日の過去の3日間のデータを、複数(10パターンぐらい、年末年始・イベント発生時除く)比較した傾向について書きます。
Aブログ・3日間 | サンプル平均との比較 |
---|---|
セッションあたりPV数 | 107% |
サイト滞在時間 | 119% |
広告クリック率(CTR) | 180% |
ページRPM | 249% |
顕著にクリック率が上がり、RPMも大幅に上昇しています。その結果収益も増加。
ただし、概ね1/4程度がリピートユーザーなので、この人たちが物珍しさで関連記事のリンクを踏みながら広告も踏んでいる可能性もありますので、最初だけかも知れません(面倒なのでこれ以上は調べず…)。
ただ、広告ユニット数が純増し広告表示回数も増加している中でクリック率が増加しているのは、関連コンテンツユニットの設置が少なくともマイナスには作用していないことを示しているのでは、と思います。
Aブログの毎日のセッション数は特異日を除いてほぼ横ばいなので、この傾向が続けば収益は増加します。「関連コンテンツ」ユニットを設置するだけで効果があるなら、ものぐさな自分にとってはメリットが大きいと思います。
ただ、このブログのように雑記ブログの場合は、「ファン」でない限り何ページも見てくれる人はほとんどいない、あるいは関心がないことがほとんどではないかと思うので、もしこのブログで使用許可が出てもあまり効果は期待できそうにはありません。読者の方やたまに多くはてブがついた時を除き、検索トラフィックがほとんどで、必要な情報を見たらすぐ帰る、というパターンですね。
しかし、Aブログのようにテーマを絞った専門ブログであれば、もともと価値のある情報があれば関連記事を読みたいと思っているユーザーも一定数含まれているでしょうし、その意味では「関連コンテンツ」ユニットはかなり有効なのかも知れません。
雑記ブログとの比較をしてみたいところですが、このブログには許可が出ていないので…。
いずれにせよ、もうちょっとちゃんとした比較ができる段階になるまで記事アップをガマンすべきとも思ったのですが、ネタもなかったもので…。すみません。今後追加していきます。
1週間利用した結果・引き続き好調(2017.2.14追記)
関連コンテンツユニット追加後1週間のAブログの状況です。
Aブログ・1週間 | サンプル平均との比較 |
---|---|
セッションあたりPV数 | 107% |
サイト滞在時間 | 107% |
広告クリック率(CTR) | 207% |
ページRPM | 226% |
上記の3日間のデータと概ね同じ状況で推移しています。サイト滞在時間の増加率は落ちましたが、クリック率はさらに上昇、RPMも大幅増加率を維持したまま推移しています。
RPMが200%を超えるということは、PV数が横ばいなら収益結果は2倍以上になるということです。AブログはPVがほぼ横ばいであるため、そのままの収益結果が出ています。
上記の表には記載していませんが、関連コンテンツユニットの追加でサイト全体の広告表示回数が平均1.5倍に増加しているということもプラスに影響しているようです。また関連コンテンツユニットにおける広告クリック率(CTR)が特に高く(他のユニットに比べると約3倍強)RPMの大幅向上に大きく貢献しているようです(ただし、他のユニットとの食い合い、広告単価の問題もあるので、表示回数やユニットのCTRだけで単純計算できるものではありませんが)。
今のところ、Aブログでは関連コンテンツユニットを追加表示させただけで、(PV数が横ばいであることを前提に)収益が2倍以上になっており、やはり専門ブログでの関連コンテンツユニット導入の効果はある、というより絶大である、という結果となっています。
これは本物かも、という期待感が膨らみますが、より長いスパンで見ていく必要はあると思いますので、今後も情報を追加していこうと思います。
2週間利用した結果・CTR、RPMの向上(2017.2.21追記)
関連コンテンツユニット追加後2週間のAブログの状況です。
Aブログ・2週間 | サンプル平均との比較 |
---|---|
セッションあたりPV数 | 102% |
サイト滞在時間 | 106% |
広告クリック率(CTR) | 247% |
ページRPM | 277% |
2週間単位のデータを遡っていくと半年程度前まで比較することになるのですが、それらとの比較では、セッションあたりのPV数は誤差程度の上昇率となりました。この部分での関連コンテンツユニットの貢献度はほぼ無いという結果で少し残念です。
それに対してサイト滞在時間は以前よりも伸びています。が、セッション当たりのPV数が伸びていない以上、関連コンテンツユニットの恩恵で滞在時間が伸びている、と考えることは難しいと思います。
一方で、広告クリック率(CTR)は相変わらず大きな伸び率で、データをならしていくと関連コンテンツユニットの広告クリックへの貢献はかなり大きいのではないか、という点は確信に近づいてきました。CTRの向上の影響が大きく、RPMも非常に大きな伸びとなっています。
AブログのPVは常に安定しているので、RPMの伸び率がほぼ収益額の伸び率となります。2週間運営してみて、大幅なCTRの向上→RPMの向上という効果は確実に実感できるものとなっており、単に関連コンテンツユニットを導入するだけでこれだけの効果が出るというのは少し驚きです。
一方で、関連コンテンツユニットによってセッション当たりのPV数を増やすという点には、時が経つにつれあまり効果が出ていないのでは?という結果となっています。関連コンテンツユニット自体はユーザーの目にとまっているが、ブログ内の記事よりもユニット内に表示されている広告の方をクリックしているのでは?という少し寂しい推測も働きます。
クールに言えば、サイトを訪問してくれる人のうち、気に入ってリピーター(ファン)になってくれる人はほんの一部で、他の人はほとんどは1ページか2ページ程度で離脱します。関連コンテンツユニットの導入だけでそのPV数を直ちに上げるのは難しい、そう簡単なものではない、ということなのかも知れません。
しかしそれにしても広告としての効果は非常に大きく出ています。上記と合わせ考えると「専門ブログ」に限って関連コンテンツユニットと相性が良いという推測がどこまで正しいのかについては疑問も感じる結果とも言え、収益額は確実に上がっている点をどう捉えるかが少し難しくなってきた気もします。
本当はこのブログのような雑記ブログと比較してみたいのですが、こればっかりはどうしようもありません。とりあえずは長期的に観察を続けようと思います。
1ヶ月利用した結果・設置直後よりは伸び少し鈍化(2017.3.9追記)
関連コンテンツユニット追加後1ヶ月(30日)のAブログの状況です。
Aブログ・1ヶ月(30日) | サンプル平均との比較 |
---|---|
セッションあたりPV数 | 101% |
サイト滞在時間 | 103% |
広告クリック率(CTR) | 222% |
ページRPM | 232% |
相変わらずセッションあたりのPV数やページ滞在時間の上昇はほとんどない状況で、残念ながらAブログでは関連コンテンツユニットの設置によってユーザーあたりのPV数や滞在時間は伸びないという結果になっています。
一方で広告クリック率(CTR)やRPMについては200%の伸びとなっています。設置当初に比べると伸びは少なくなっていますが、それでも2倍以上を維持しているので収益増への貢献度は高いものと判断できます。
Aブログは、少し長期にわたって(数か月単位)で更新をしていないため、リピーターの方のページセッション時間が少なくなっている傾向は否めません。また、関連コンテンツユニットの設置以前にも一応関連記事へのリンクは各記事下に挿入していたので、そういったものよりも飛びぬけてセッションあたりのPV数や滞在時間を上げる効果があるわけではない、ということかも知れませんね。
また、設置直後の効果が特に大きかったのは、やはりリピーターの方が物珍しさでクリックしたということもあるのかなと思います。
ただ、設置1ヶ月経っても収益増自体は維持されているので、効果はそれなりに本物だと言えるのではないかと思います。
3ヶ月利用した結果・長期比較すると効果は顕著(2017.5.14追記)
更新を忘れかけていましたが…、関連コンテンツユニット追加後3ヶ月(90日)のAブログの状況です。
Aブログ・3ヶ月(90日) | サンプル平均との比較 |
---|---|
セッションあたりPV数 | 103% |
サイト滞在時間 | 107% |
広告クリック率(CTR) | 218% |
ページRPM | 222% |
さて、長い期間で比較すると、関連コンテンツユニットの設置はやはり良い効果を出していると判断して良さそうです。
セッションあたりのPV数やページ滞在期間の上昇は顕著とまでは言えないまでも、少しは良い効果が出ていると思われます。3ヶ月ごとのサンプルデータを結構昔まで遡っているので(比較サンプルは10個)、これらの上昇は関連コンテンツユニットの効果だと考えて良いと思います。
広告クリック率(CTR)やページRPMの上昇もやはり顕著で、3ヶ月を経ても導入直後の好調をそのまま維持しており、過去の長い期間のサンプルと比較しても2倍以上の結果を出しています。
まとめ(2017.5.14追記)
3ヶ月にわたって私が他で運営しているAブログをサンプルに関連コンテンツユニットの効果を見てきました。
その結果、関連コンテンツユニットは是非とも設置しよう!というのはほぼ確実に言えることなのではないか、と思います。
もちろん、アドセンス以外の広告を設置している場合等はそれらの収益とのバランスを見る必要もあるでしょうし、サイトのコンテンツ内容や、設置位置等の細かな設定によっても効果の程度は異なるだろうとは思います。
ただ、上記データのRPMを見て頂いてもわかるように、Aブログでは関連コンテンツユニット設置後は大幅増となっています(Aブログのアクセス数はあまり増減しないので、単純に2倍以上の収益となっているということです)。
関連コンテンツユニットの利用の可否はGoogleが判断するものですし、明確な基準は明らかにされていません(何となく推測できる部分はあるのですがそれはまたの機会に)。この記事を書いているこのブログも関連コンテンツユニット利用可能の連絡はまだ来ていません。
よってグーグルから許可が出ないとどうしようもないのですが、もし利用可能の連絡が来たら、是非関連コンテンツユニットを設置してみることをお勧めします。
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