私、鼻毛が出ているのがかなり気になる方です。おそらく小学校時代に反目し合っていたKくんが常に鼻毛を出している人だったからでしょう。Kくんをディスるときに頻繁に鼻毛を指摘しましたが、Kくんは頑なに鼻毛を処理してくることはありませんでした。結局Kくんとは激しいバトルになり、鉄線の入った窓ガラスがぶち割れてKくんは大泣き。私、Kくんの家まで親とともに謝罪にいきました。その後は仲良くなったのですが。
鼻毛と言えば、私の父は鼻毛を手で抜くときに「鼻毛を抜くのは根性が要る」などとよく言っておりました。その意味はおそらく、抜くのが痛いので鼻毛を抜こうとするたびに手に頭がついていってしまうのを我慢しなければならない、という意味だったのでしょう。鼻毛を抜こうとするたびに頭がペコペコしていましたから。そんな父も手動の鼻毛バリカンを通販で買って自慢げにしていました。根性はどこへいった。
どうでも良い話はさておき、現代人なら鼻毛処理には電動鼻毛カッターでしょう。私の父の言うような「根性」なしに鼻毛をきれいに処理できます。
- 安価で必要十分だと思っていたパナソニックER-GN10
- 最強鼻毛カッター!パナソニックER-GN50強力な回転と毛クズ吸引に驚いた
- 後継機種ER-GN70にNo.1の座を奪われる
- 「あの鼻毛の人」と記憶されないために
安価で必要十分だと思っていたパナソニックER-GN10
そんな私が愛用していたのがパナソニックのER-GN10
十分使えていたのですが、長年(たぶん5年ぐらい)使っているうちに壊れてしまいました。
最強鼻毛カッター!パナソニックER-GN50強力な回転と毛クズ吸引に驚いた
私は電動グルーミング用品についてはパナソニックを信頼していますので、再びパナソニックのものを探します。
すると、そう変わらない価格でより良さそうなものを発見。それがER-GN50です。2018.7現在でER-GN10との実売価格の差は600円程度。
これ使ってみて感じたのが「これは鼻毛カッターの決定版なんじゃないか」ということです。
我が家のER-GN50。光り輝いております。
単3電池1本で動きます。
私が感動したのは次のようなこと。
回転がすごい!
最初に感じたのはモーターの回転がすごいということです。あくまでも同じパナソニックのER-GN10との比較ですが、私の体感だと2倍ぐらいのスピードで回っているのではないかと思うぐらいでした(実際何倍なのかはわかりません)。スイッチを入れた瞬間思わず「おおっ」と声が出ました。
これなら切れ味も抜群です。ER-GN10でも十分カットできますが、ER-GN50だと非常にハイスピードな回転でカットするので、逆にカットされていることに気づかないぐらいです。毛がひっかかって痛いなんてことも決して起こりません。
毛を逃さない!
鼻毛処理でイヤなのは、結構丁寧に処理したつもりなのに思わぬ方向に飛び出した鼻毛が残っていたり、入念に綺麗にしたはずあたりにクセっ毛鼻毛野郎が残っていること。しかし、ER-GN50は処理残しがほぼありません。それはどうも内臓されているカッターの形状のおかげのようです。ER-GN50の内刃は側面だけでなく天面にも刃がついているため、上部から入ってくる毛を逃さずカットできるようです。
天面エッジには角度がついていますね。
毛クズを吸い取る!
もうひとつ驚いたのはER-GN50に「毛クズ吸引」機能が付いていること。カットした毛を鼻の中や周囲にまき散らすことが少なくなっています。鼻の中に小さな毛クズが残るのはイヤですものね。それに、鼻毛らしき毛クズを洗面台の上に落としていたりすると「もうっ!きーたーなーいー」と言われるでしょう。
ER-GN50のスイッチを入れると、本体に内蔵されているファンが強力に回転し、刃の部分から本体に向けて吸引する風を起こします。それによって吸い取られた毛クズは本体のフィルター部分に溜まるという仕組みです。小さな掃除機みたいな仕組みです。
下の写真のように背面には排気口があります。また矢印の部分が毛クズ吸引フィルターの場所です。
毛クズ吸引フィルターを外すとこんな形状です。
使ってみるとわかりますが、ER-GN50にスイッチを入れて鼻に入れると、鼻の穴の中に微かな風を感じます。少しくすぐったい感じも。もちろん毛クズを100%回収するわけではありませんが、明らかに外に残る毛クズは少なくなります。
この機能を知ったとき最初は「要らんだろ!」と思ったのですが、使っていると鼻の中で起こる微かな風が癖になります(趣旨がちがう)。いや、まじめにその辺に毛クズがほとんど落ちなくなります。
本体まで水洗いOK!
非常に便利なのが本体まで水洗いOKなことです。ER-GN10の場合は、刃のみ水洗い可能だったのですが、ER-GN50は本体まで水洗い可能。つまり何も気にせず水で洗えば良いということですね。ズボラなくせに比較的清潔好きな自分としては非常にありがたいのです。
外刃・内刃・毛クズフィルター・本体に分解して水洗いすると完璧に綺麗になります。
★洗浄の際に部品を失くさないように気をつけましょう。特に内刃は洗面台の排水口に落としてしまいやすいので気をつけましょう。排水口に栓をしてから作業するのがおススメです。
耳、眉、髭にも使える
ER-GN50は耳毛の処理にも使えます。適当に動かしていれば綺麗にカットできます。また、眉や髭の輪郭づくりにも使えます。内刃の天面にも刃がついているので出来ることですね。私もアゴの無精ヒゲを整えるときに使います。
後継機種ER-GN70にNo.1の座を奪われる
非常に優れたER-GN50を私は勝手に最強の鼻毛カッターだと感じ、そのうちブログで紹介しようと思っていたのですが、なんとなく「鼻毛カッターの紹介するってカッコ悪くね?」なんて思っていたので放置しておりました。が、先日パナソニックから新型鼻毛カッターが発売されるとのプレスリリースが(参照: エチケットカッター ER-GN70を発売 | プレスリリース | Panasonic Newsroom Japan)。どうやら2018年9月1日発売のようです。
商品紹介を見ると、
- トルク約1.2倍のモーター(ER-GN50比)に
- 「毛クズ吸引」の吸引力が約10%アップ
- 刃を外さずに毛クズを洗い流せる「スマート洗浄」機能がついた
とあります。うーむ、これは確実にER-GN50を超えますね。であれば、今こそER-GN50を讃えておこうと記事にしたわけです。
ER-GN50とER-GN70の価格差は実売価格で3,000円程度ありそうです。常にNo.1でなければ気が済まないという人でない限り、ER-GN50で十分ではないかと個人的には思います。
「あの鼻毛の人」と記憶されないために
パナソニックER-GN50は非常に高性能な鼻毛カッターです。これがあれば真剣な話をしているときに「鼻毛出てる…指摘できないけど…気になって話が入ってこない」といった気まずい想いを相手にさせなくて済みます。だいたい鼻毛が出ていると「あの鼻毛の人」と記憶されてしまいます(私の主観)。
ひふみんぐらいの大物になれば、「鼻毛がどした?」って感じでも良いのでしょうし、もしかしたら何十手か先まで読んでの鼻毛ボーンなのかもしれませんが、一般人にはなかなかハードルが高いでしょう。
ちなみに、バカボンのパパは鼻毛を出していると思っている人は少なくありませんが、あれは公式には髭だそうです。
参照:Q バカボンのパパの鼻の下にあるのは、ヒゲですか? 鼻毛ですか? | 赤塚不二夫公認サイトこれでいいのだ!!
バカボンパパが「ヒゲですのだ!!」とおっしゃっております。どうでもいいですね。
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