腕時計を買いました。私用ではなく家族用。
とある試験を受験するのですが、会場に時計がないことがあるらしいとの話。時計の持ち込みは計算機能と通信機能がないことが条件なので、今持っている時計はNGでした。私の時計を貸すと言ったら、高い時計は失くすのが心配だからイヤだとのこと。そこで安めの時計を探すことに。
【注】試験によっては時計機能以外の機能がついているものは一切認めない場合もあります。CASIO WAVE CEPTOR WVA-M630Bはストップウオッチ機能やアラーム機能などがついていますので、持ち込みできない試験もあると思います。ご自身が受験する試験での制限を必ず各自ご確認ください。
候補に挙がった腕時計
アマゾンで15分ぐらい探して候補は3つに。
チープカシオ CASIO MQ-24-7B2LLJF
最初に考えたのがこれ。いわゆるチープカシオと呼ばれるシンプルで廉価なものです。実売価格約1,000円で買えます。試験で使うだけのために買うのには最適なのかもしれないと思いました。
チープカシオと呼ばれるものにはいくつかあり、デジタル表示のものなどもあります。このモデルはアナログ表示で文字盤の文字もローマ数字と非常に見やすいものです。どうも星野源さんが『地獄でなぜ悪い』という映画で着用していたモデルだとか。どうりでアマゾンのベストセラーでレビューも2,600件を超えています(2018.1現在)。スゲエな。
CASIO MQ-24-7B2LLJF Men's Analog Watch
不要な機能はなく時間は見易い。しかもものすごく安い。これでいいじゃん!
でも本人は嫌だって。えー、完全に試験用と割り切ればいいじゃん。でも嫌ならしょうがないか。考えてみると1,000円の時計の電池交換を1,000円ぐらいかけてする気にもならなくて、電池が切れたら放置しそう。星野源ファンとか、この時計を気に入るならいいんでしょうけどね。というわけで却下。
ALBA ソーラー ハードレックス AEFD557
次の候補はこれ。セイコーウォッチのアルバです。アナログ表示で文字盤はローマ数字、ベルトも机上に置きやすそう、余計な機能はなく、ソーラー電池時計です。価格も5,000円を切っており(2018.1.現在)非常にお手頃。電池交換不要だからメンテフリーで試験のときだけ持ち出せばよいのでは?
[アルバ]ALBA 腕時計 ソーラー ハードレックス 10気圧防水 AEFD557 メンズ
家族に見せると「ああ、それだったら試験以外にもたまには使うかも」との言葉。「え?普段使いする気あるの?スマホでいいんだろ?」「つけた方がかっこいい時もあるんじゃね?」「じゃあ、自分で好きなの探しなよ。」という流れに。レビューをつらつら見ていると、ちょっと気になったのがベルトを交換する人が多いこと。付属のベルトはいまいちっぽい。別に買えば良いとは思うものの、それでプラス1,000円ぐらい。6,000円ぐらいか。じゃあ、他のも買えるんじゃね?ということでもう少し探すことに。
CASIO WAVE CEPTOR 電波ソーラー WVA-M630B-3AJF
興味が出てきた家族と一緒に見ていきましたが、今回は試験に使うという制限があるので高い時計は却下。安いことは条件です。それで二人で合意に至ったのがこれでした。
[カシオ]CASIO 腕時計 WAVE CEPTOR 世界6局対応電波ソーラー WVA-M630B-3AJF メンズ
「試験向けの腕時計」+「たまには使うかも」で CASIO WAVE CEPTOR WVA-M630B に決定。
スタートは試験に使うということ。選択基準は下記の通りです。
★試験用時計としての必須の選択基準
1. 計算機能・通信機能がないこと。
2. アナログ表示であること。
3. 文字盤はアラビア数字であること。
4. 机の上に置きやすいこと。
★プラスアルファの基準
5. ソーラー電池であること。
6. 電波時計であること。
7. 見た目がそこそこ気に入ること。
正直、試験に持ち込むだけならプラスアルファの条件は不要です。最初に見たチープカシオが最適解なんじゃないかなあ。ただ、多少は身に着ける可能性があるということで、便利さとか見た目とかも少し加味しました。
これらの条件にズバリ当てはまったのがCASIO WAVE CEPTOR WVA-M630B。
計算機能・通信機能がないこと。
試験側から指定されている要件です。試験によって時計の扱いは色々あるようですが、今回家族が受ける試験では「計算機能」「通信機能」のみNGとされていました。試験によってはアラーム機能もNGというものもあるようです。また、置時計の持ち込みは不可という場合も多いみたいですね。
CASIO WAVE CEPTOR WVA-M630Bの時計以外の機能は、以下の通りなので問題ありません。
- ワールドタイム機能
- ストップウオッチ(1/100秒、60分計)
- タイマー(セット単位:1分、最大セット:100分、1秒単位で計測)
- 時刻アラーム5本
- 時報(ON・OFF可)
- フルオートカレンダー
アナログ式であること。
好みの問題もあるでしょうが、デジタル表示よりアナログ表示の方が残り時間などを瞬時に把握しやすい気がします。家族も賛同。
それに液晶画面にデジタル表示させるようにすることもできます。
普段は日付と曜日表示で使うだろうと思います。
文字盤はアラビア数字であること。
文字盤にはアラビア数字などもありますが、ローマ数字の方がわかりやすいですよね。大き目の数字というのも条件。家族も賛同。
CASIO WAVE CEPTOR WVA-M630B の数字は大きくて見やすいので最適です。
机の上に置きやすいこと。
腕時計のベルトの素材や形状によっては机の上にうまく置けないものがあります。ペタンと置けること、見やすい角度に置けることなどが条件。
CASIO WAVE CEPTOR WVA-M630Bのバンドは表がクロスで裏が合成皮革。ペタっと机上に置けます。
こんな風にすれば見やすく立てて置くことも可能。
このバンド、購入当初はちょっと硬すぎるなあと思ったのですが、しばらく使っていると革(合成皮革?)がこなれてくるのか気にならなくなりました。へたりすぎなくて良いのではないかな、と個人的には思います。
ソーラー電池であること。
ちょっと迷いました。引き出しに入れっぱなしで直前に充電切れとかだと困りますし。でも、充電不要なのは便利。私、とある試験の試験監督を頼まれて仕方なくやることがあるのですが、その前には慎重を期して電池交換をします。それが面倒。やっぱりソーラーは便利だよなあ。
そこで弱い光でも発電するタイプで、充電残量が確認できるものにしようということに。
CASIO WAVE CEPTOR WVA-M630Bは、「タフソーラー」と呼ばれるCASIOの充電システムで、太陽光だけでなく蛍光灯などの弱い光でも充電できるとのこと。充電残量は下の写真のように確認できるので安心です。
購入して2週間ぐらい経ち、屋外ではまだ使っていません。日当りがあまりよくない部屋の机上で放置しています。しかし、充電状態は常に「HI」の状態です。普通に使う分には充電不足の心配はなさそうです。
また、午後10時から午前6時の間に暗いところで1時間以上放置すると自動的に針の動きと液晶表示を消してスリープモードになるパワーセービング機能もついています。スリープモードからの復帰は、明るいところに出すか、いずれかのボタンを押すだけ。
電波時計であること。
時間が正確な電波時計は便利です。いつの間にか家の中にある掛け時計とか目覚まし時計とかもほとんど電波時計になりました。
ただ不安なのは突然時間合わせを始めること。時刻合わせが始まると終わるまで対処のしようがない(と思う)。そこで、電波の自動受信をOFFにできることが条件です。
CASIO WAVE CEPTOR WVA-M630Bは、午前0時から午前6時の間に自動的に電波を受信します。6回トライしますが1回成功するとその日はそれ以降受信しません。この時間帯に行う試験はないので自動受信をONにしていても問題はないでしょう。加えて自動受信自体をOFFにしておくこともできるのでより安心です。
見た目が気に入ること。
これは完全に好みの問題ですね。ベルトの色は黒とオリーブ色(アーミーグリーン? カーキ色?)の2色から選べますが、オリーブ色がかっこよく見えたようです。型番はオリーブ色がWVA-M630B-3AJF、黒がWVA-M630B-1AJFです。
こちらは黒色の方↓
[カシオ]CASIO 腕時計 WAVE CEPTOR 世界6局対応電波ソーラー WVA-M630B-1AJF メンズ
ちなみに、パッケージはこんな感じで、値段のわりにしっかりしたケースに入っていました。
まとめ
CASIO WAVE CEPTOR WVA-M630Bはシンプルながら電波ソーラー時計として十分な品質を持った腕時計だと思います。お高いのを選べばいくらでも良いものはあるでしょうが、今回の「試験会場に持ち込む」という用途からすればぴったりでした。
本当はチープカシオでもいいじゃんと思ったんだけなあ(しつこい)。1000円から8000円になっちゃいましたねえ。でもたまに普段使いしてくれるのなら十分良いと思います。本人も実物を見て「なんかアウトドアっぽくていいじゃん」と気に入っていました。
探し始めて30分ぐらいでポチったので、もしかしたら他にも良いものがあるかもしれません。でも安くていいものが手に入るもんだなあ、なんて感心したので記事にしてみました。
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