ドラムに注目して音楽を聴くようになったのはここ1年のこと。もともと音楽は好きで自分でも幾つか楽器はやりますが、ドラムは演奏できません。でも家族がドラムを始めたのでにわかにドラムに興味が出てきたところ。
家族の趣味や私の好みなどで、Red Hot Chili Peppers のチャド・スミスとか、Slipknotのジョーイ・ジョーディソン、System Of A Downのジョン・ドルマヤン、Metallicaのラーズ・ウルリッヒ、Led Zeppelinのジョン・ボーナム、その他何の統一感もないままに色々なドラマーのプレイを改めて聴きなおしたりしてきて、なかなか面白いなあと思っているのですが、最近はまっているのはトラヴィス・バーカー(Travis Barker)です。
Photo credit: dpmzcnrd via Visual Hunt / CC BY
トラヴィスはヒップホップドラマー?
このトラヴィス・バーカー、全身タトゥー、個性的な叩き方からキワモノ的イメージを持つ人もいるかも知れませんが、相当な実力の持ち主かと。
打ち込み全盛の時代に、これだけビートに人間的な味を吹き込んで「ノリ」を作り上げるそのドラムプレイは、なんだかずっと見ていたいような気持ちになります(私だけ?)
セッティングもムッチャ低くてフラットなドラム、ムッチャ高いシンバル、変態的にも見えるし、叩き方も一見ん?ん?と思うのですがずっと見ているとムッチャかっこいい。
色々なアーティスト、著名なラッパーなどとコラボしているのですが、トラヴィスこそがメインだと感じる存在感もあります。
もともとパンクバンド、ブリンク 182にドラマーだったようですが、本人の音楽的傾向としてはヒップホップが一番近いのだろうなと思います。彼名義で発表されているアルバムの一曲目となっている曲もそうなので、ヒップホップドラマー(?)と言っても良いのかも知れません。
こちらも複数のラッパーとコラボしている曲。
リミックス
例えば次の曲。エミネムとかも登場しますが、この曲をトラヴィス・バーカーがリミックスしてドラムプレイしたのが下の動画。
かっこいいな。ものすごく力強くてシュアでググって迫るビート(何言ってるかわかりませんね、表現の仕方がわからん)。
マーチングとも縁がある?
色々見ていくと、次の曲などはマーチングスネアを叩いていたりして、なかなか面白いです。もともとマーチングスネアをやっていた時期があったのかも知れませんね。学校の吹奏楽でマーチングをやっている人たちも、こういうの見てみて欲しいなと思ったり。
マーチングスネアをひたすら叩いている動画がありました。
アルバムは全米ビルボード200にて初登場9位
トラヴィス・バーカー名義のアルバム「Give the Drummer Some」(2011)は、全米ビルボード200にて初登場9位だったそうで、ドラマーの出すアルバムとしては異例の評価だったのではないかと思います。それくらい向こうでは評価されているんでしょうね。
最近は、運転中このアルバムを流していることが多いです。大のオジサンですがね。
でもね…。たぶんドラム好きじゃないとなんだかなって思うとは思います。
家族はと言えば、Travis Barkerモデルのスティック(ジルジャン)を早速買ってました。
たぶんニーズはほとんどないと思うものの、今後ドラムに関する記事もたまには書きたいなと思っています。