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しごうするのか、されるのか。

中年注意!突然の失明の危険 ~眼の病気体験談~

今日は、病気ひとつせず、周囲からは屈強だと思われ、自分でも健康そのものだと思っていた私が、この数年で立て続けにかかった目の病気について書きます。

誰がかかってもおかしくない病気らしく、特に中年男性には多いもののようなので、こういうものもあるのだな、というぐらいに思って頂いておけば、万一の時に少しでも差が出るかもしれないと思ってシェアします。

尚、この記事は、私がかかった目の病気の初期症状と経過についてを知っていただいて注意喚起とすることを目的としています。そのため医学書のような知識の詳細は他に譲りあまり書かないことにします。また、誰にでも起こり得る目の病気の全てではなく、あくまでも私の経験したものだけですのでご了解ください。

最初に一番言いたいことを書くと、何か少しでも症状を感じたら、自分で調べようとせず、少しでも早く眼科を受診することが一番大切であるということです。特に、治療に一刻を争うものもあり、異変を感じたらすぐ眼科、と考えておくことを強くおススメします。

【2016.2.21】網膜動脈閉塞症の原因の項目で脚注部に追記をしました。

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網膜動脈閉塞症(もうまくどうみゃくへいそくしょう)

経緯と症状

数年前にこの病気を発症しました。発症前には体調に何らの異常もなく健康でした。

友人との飲み会が終わって終電で帰宅しようと地下鉄の駅の階段を降りているとき、足元が見にくいことに気付きました。酔っぱらっていたのでそのせいかなと思いましたが、立ち止まって片目ずつ交互に確かめてみると、左目の視界の一部が真っ黒になっていることに気づきました。下記の図のような感じです。

水色の部分が正常に見えているところ、黒い部分は文字通り真っ黒で光を感じません。

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左目の視界

見ての通り相当な異常なので、一瞬かなり混乱はしたのですが、その時は酔っていたこともあってか、一時的なことだろうと勝手に思い、そのまま終電に乗って家に帰りました。

私はあまり自分を大事にしない傾向があり、途中から「まあ、どうでもいいか。」ぐらいに思い始めていました。何食わぬ顔で風呂に入り寝る準備をします。しかし、家族の寝顔を見ているうち少し心配になりました。「目が見えなくなったらこの顔も見れないな…。」そこで、翌日朝一番にでも病院に行こうと決めて布団に入りましたが、薄暗い中でも違和感を感じます。

起き上がってネットで調べようかと思いましたが、もしかしたら急を要するのかも知れないと思い立ち、当時住んでいた県の救急電話相談に電話をして、眼科の救急の受け入れをしている大学病院に繋いでもらいました。

症状を伝えたところ、電話口での医師の応答は次のようなものでした。

「まずいですね…。見てみないとなんとも確実には言えませんが、恐らく網膜動脈閉塞症でしょう。黒くなっているところはこのまま見えなくなってしまう可能性が高いです。」

いつ頃症状が出たのかと聞かれ、約2時間半ぐらい前だと伝えると、「あー、結構時間が経ってますね。見えなくなる可能性は高いです。」という答え。馬鹿だったなあ、と思いましたが仕方ありません。

とにかく急いで病院に来なさいという話になりました。

どんな病気か

一刻も早い治療が必要

網膜は眼球から入る光を感知する神経組織ですが、この網膜に血液を送っている動脈が詰まってしまいその先の網膜細胞が壊死する危険にさらされる病気です。もっと簡単に言うと、網膜の血管が詰まって網膜が死に目が見えなくなってしまう可能性があるということです。非常に深刻な病気ですね。

血流が回復しないと網膜細胞が壊死してしまうのですから、一刻も早く治療をしなければいけません。これがとても重要です。網膜細胞が虚血状態に耐えられるのは1時間程度と言われています。なお、血管のどの部分が閉塞したかによって、その目の視力自体が失われたり、一部の視野が欠けたりする可能性があります。

網膜動脈閉塞症(三和化学研究所 目と健康シリーズ)

原因

網膜の動脈が詰まる原因は、

  • 網膜動脈に動脈硬化がある状態で血栓が詰まってしまうこと
  • 網膜動脈よりも心臓に近い血管に動脈硬化があり、その血管内の血液や脂肪などの固まりが血管内壁から剥がれ網膜動脈まで流れてきて閉塞を起こすこと
  • 網膜動脈に炎症や痙攣を生じたり、血液成分や血流の変化により、血液の供給が途絶えること

などと言われています。動脈硬化が主たる原因のようです。

私の場合、エコー検査等を経ても原因は特定されませんでした。また、発症の直接の引き金はよくわからないらしく、医師には「働き盛りの中年男性に多く、ストレスが多い時になりやすい」と言われました。身体はピンピンしていたものの数か月の間ストレスの強い生活を送っていたのは確かです。 *1

経過

病院に行く前に医師から「可能性は低いけど、とにかく目をマッサージしながら来てください」と言われました。目をマッサージするのは、マッサージによって詰まった血栓が抜けて血流が回復する可能性があるからなのだそうです。

一方、「可能性が低い」というのは、上にも書いた通り、網膜細胞が虚血状態に耐えられるのは約1時間で、私は発症から2時間半経っていたからですね。まず手遅れだろう、という状態で電話で話している訳ですし、大学病院に到着する頃には3時間以上経過していることになります。

しかし、当時はどれくらいで手遅れになるかを正確には理解していなかったので、医師に言われた通り、電話を切ると同時に目のマッサージを開始し、タクシーの中も含め、病院で呼ばれるまでひたすら目を揉んでいました。下の図のような感じです。

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【注】万一の時は、マッサージの正確なやり方を医師に教えてもらってください。また、注意すべきは目が見えない症状があるときなら闇雲にやって良いものではないということ。他の病気の場合はかえって悪化することもあるようなので、必ず医師の指示を受けた上で行うようにしてください。

さて、病院に着きましたが、すぐ診察してもらえるかと思いきや、そう思い通りにはいきません。しばらく待たされ座っていましたが、その間もずっとマッサージを続けていました。

すると、真っ黒だった部分に変化を感じ始めました。ほんの少しですが真っ黒ではなく、何かモヤモヤした感じに変わってきたのです。半信半疑でさらにマッサージを続けていると、診察室に呼ばれる頃には、モヤモヤの向こうに、ほんのわずかですが、色があることを感じるようになっていました。物の形などはまったくわかりませんが、明らかに真っ黒とは違います。その後診察を受け、確か何か投薬されたと思います。その後もマッサージを続けていると、今度はうすぼんやり物の形も感じるようになってきました。

診察が終わり帰宅したのは朝でしたが、その頃には見え方はまだおかしいものの視界の黒さは感じなくなっていました。その後通院をして検査や投薬をしましたが、症状は全くなくなり、以前とまったく変わらない状態まで戻りました。確たることは言えませんが私の場合完全に血管が詰まり切っていなかったのか、網膜細胞は生き延びました。非常に幸運だったのだと思います。

揉んで良かった!

知っておいて欲しいこと

1. 失明の危機は前触れなくやってくる

2. 視界が黒くなったら失明の危険もあり一刻を争う。すぐに眼科に連絡を!
(夜間に眼科医のいる救急病院は多くないと思います。各自治体の救急相談電話等を活用しとにかく眼科医を見つけることが大事です。また日中でも混雑で時間が経過することは避けたいので電話連絡をして症状を伝えたうえ通院した方が良いでしょう。)

3. 眼球マッサージは効果がある。ただし、してはいけない病気もあるので、眼科に連絡をして指示を受けてから行う。

4. 言われている限界時間を超えても回復の可能性はある。諦めず少しでも早く処置を

網膜裂孔・網膜剥離(もうまくれっこう・もうまくはくり)

経緯と症状

網膜動脈閉塞症を発症してから数年が経過し、特別な後遺症もなく過ごしていましたが、つい最近突然にその新たな症状は現れました。

広い幹線道路を運転している最中、視界にある空の部分を何かが横切ったように感じました。かなりの存在感です。しばらくするとまた横切ります。2回目で、「横切っている」のではなく目の異常であることに気付きました。信号待ちで空を見つめて確認すると明らかにおかしい。

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左目の視界

いわゆる飛蚊症をご存知の方も多いと思いますが、普段から多少の飛蚊症はありました。しかし、それが急にひどくなったような感じです。目をこすってみると一瞬平気になったような気がしますが、しばらくするとすぐにたくさんの影が見えてきます。

網膜動脈閉塞症の時の経験があったので、どうしても寄らなければならない契約先の用事を済ませてから、近くの大き目の総合病院に飛び込みました。

散瞳薬(瞳孔を開きっぱなしにする目薬)を使って眼底検査を受けましたが、診断は「生理的飛蚊症」。簡単に言うと、老化やストレスによるもので特に急を要するものではないということです。特に治療もありません。生理的飛蚊症であれば、自然と症状が軽減する場合もあるようです。

ひと安心して仕事に戻り、その後2日ほど普通に過ごしていました。

しかし、2日後目の状態は急変します。また車の運転中に激しい違和感を感じました。左目の視界に砂を撒かれたのかと思ったぐらい、目の前がザッと暗くなります。

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左目の視界

目の中全体に黒い点々が拡がっています。紐状の影があったり、アメーバのようなモヤモヤが浮かび上がっていたりします。これはどう見ても異常です。自宅近くにいたので、近所の小さな眼科医を受診しました。散瞳薬を使って眼底検査です。

診断は「網膜裂孔」。網膜に穴が開いてしまいそこから血液等の体液が出てきて、視界に違和感が見えるというわけです。医師の話よると「網膜剥離」というべきかどうかの限界といったニュアンス。そうであれば、大掛かりな手術が必要になる可能性もあるとのことで、そのことを考えると大病院で見てもらった方が良いということになりました。紹介状を書いてもらい翌日大きな病院に行くことに。

眼科医には「もう少し早く来てくれればなあ…」なんて言われました。2日前に他の病院を受診したことや症状が今と違ったことを伝えましたが「うーん…」。

この眼科医さんには、しつこく「安静にすること」「目をあまり動かさないこと」「運転しないこと」「出来るだけ歩かないこと」「ひとりで行動しないこと」などしつこく言われました。「帰ったらすぐ寝てください」とまで。全部は守れませんでしたが。ただ、ともかく安静にしないと剥離が拡大していく可能性があるということです。

どんな病気か

失明につながる怖い病気

網膜裂孔は網膜に穴や亀裂が生じるもので、網膜剥離の主要な原因です。網膜剥離は網膜と眼底から剥がれてしまう病気。剥離が起きるとその部分の網膜への栄養補給が途絶え、光を感じれなくなります。

つまり症状が進むと失明してしまう怖い病気です。

参照:網膜裂孔・網膜剥離(三和化学研究所 目と健康シリーズ)

原因

網膜剥離というと、ボクサーを思い浮かべる方も多いかも知れませんが、原因は一つではありません。

確かに外傷によって網膜剥離が起きることもありますが、加齢によるもの、強度の近眼によるものなど様々です。

私の場合、診断をされても原因は特に特定はされませんでした。わからないんでしょうね。最近ぶん殴られた覚えはないので外傷でないことは確かですが、中年でもあり強度の近視でもあります。

経過

さて、翌日大病院で受診すると、レーザー治療で済む可能性があるので取りあえずやってみようということになりました。すぐに施術されます。レーザー光凝固は、裂孔を起こしている部分のまわりをレーザー光で焼き付けて固め、それ以上穴が拡大しないようにするものです。裂孔の位置や形、大きさなどから適応であるかどうかが判断されるようです。

大袈裟な治療ではなく、治療に使う機器も普通の目の検査を行うものと変わらないぐらいのものです。ものすごく眩しく、涙は止まりませんし、多少目の奥に痛みを伴いますが、大したことはありません。バシバシ次々とレーザーを打たれます。100発以上は打たれた気がします。

この日はこれで治療終了。すると翌日ぐらいにはあの砂嵐がかなり軽減してきました。漏れ出してくるのが止まって、出てしまったものが吸収されていったのでしょう。日を追うごとに症状は軽減しますが、完全に元には戻りません。2週間後に再度受診し、追加でレーザーを打たれました。

その後、黒い点々はかなり見えなくなりました。しかしアメーバのようなモヤモヤは今でも目の中にあり、うざったいことに目を動かすとその方向と反対側に動きます。うざい。しかし、症状が改善していくのと、目が(脳が?)慣れるのと両方で、2ヶ月ぐらいすると普段はほとんど気にならなくなりました。でも残っています。

私の場合、「裂孔」と「剥離」の中間ぐらいだったのかも知れませんがレーザーだけで済み幸いでした。手術となるとかなり大がかりなことになるらしく、入院期間もそこそこあるようです。

知っておいて欲しいこと

1. またまた失明の危機は前触れなくやってくる

2. 飛蚊症の状態がいつもと違うと思ったらすぐに眼科医を受診する。

3. 「生理的飛蚊症」と診断されても状態変化が大きい場合は他の病院を受診してみることも考える。

4. 症状が出ている時には激しい活動は絶対に控える

中心性漿液性脈絡網膜症(ちゅうしんせいしょうえきせいみゃくらくもうまくしょう)

この病気は、視力低下につながる病気ではありますが、上の2つとは異なり直ちに失明につながるようなものではありません。それで、このエントリーに含むかは迷ったのですが、私の経験をお伝えする意味で書いておきます。深刻度は上の2つほどではないのでしょうが、実は実生活への不便という点ではこの病気が最も大きくウザかったです。

経緯と症状

私がこの病気を発症したのは、一番最初に書いた網膜動脈閉塞症の治療がほぼ終わった頃でした。すっかり視界が元の状態に戻り安心していた頃、朝起きると目の焦点がうまく合ってない気がしました。

見たい部分、つまり視野の中央部分に限ってうまく焦点が合わず、文字などが歪んで見えることに気付いたのです。片目ずつ用心深く確認すると、中央部分やその周辺に、物が歪んで見える部分、少し暗く見える部分、少しベール越しにみているように見える部分があります。本やPC画面などを見てみると、まともに読み取れないことに気付きました。

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視界の様子。グリッド線は歪みを理解して頂くために加えました。

恐らく人それぞれ症状は微妙に異なり、歪みだけ、暗く見えるだけ、色が変わって見えるだけ、などバリエーションは多々あると思います。また、私の場合と違って、異変はほんのごく一部で起きていて容易には気付かない場合もあるでしょう。

異常がないかどうかは下の図で確認できる場合があります。片目ずつ閉じ、中央の点を見つめて、線が歪む部分がないか、線を消えて見える部分がないか、色の濃淡がないかなど確認してみてください。

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【注】上記の図は簡易のために置いているだけで、正確なチェックは眼科医で受ける必要がありますのでご了解ください。また、見え方に異常があるとしても中心性漿液性脈絡網膜症以外の病気であることもあります。必ず眼科医の診断を受けてください。

どんな病気か

物の見え方が変わってしまう

網膜のうち眼底の中央付近の「黄斑」と呼ばれる部分に、小さなむくみが起きて部分的な網膜剥離になることによって、視力が悪くなったり、物が歪んで見えたりする病気です。通常は片目だけに症状が生じるそうですが、私の場合は両目同時に症状が出ました。

見え方の変化としては、視野の中央付近が暗く感じられる、部分的に物が歪んで見える、色が変わって見える部分がある等々、様々あります。再発を繰り返すと視力が大幅に低下する場合もあるようです。

参考:中心性漿液性脈絡網膜症(三和化学研究所 目と健康シリーズ)

原因

網膜色素上皮層(網膜の層のうち一番外側の層で、その外にある脈絡膜と接している)のバリア機能の低下のためにおこる病気とのことですが、このバリア機能低下の原因ははっきりとはわかっていないようです。

ただし、30~40歳の人に多く、男性は女性の3倍かかりやすいとのこと。また、仕事などで無理が重なっているような時に発症しやすいそうです。やっぱりストレスが良くないということです。

経過

私の場合、網膜動脈閉塞症の治療中にこの症状が発覚したので、通院中の大学病院の眼科で検査・治療を受けました。具体的には、蛍光眼底造影検査という眼底検査を行い、投薬治療をされました。確か、血流を良くする薬やビタミン剤などが処方されたと思います。

そもそもこの病気は数か月で元に戻ることも多いようなのですが、私の場合は症状がきつく日常生活にも著しい支障を生じるぐらいでしたので治療しないことは考えられませんでした。また、この病気は再発も多いようで、再発を繰り返すうちに視力低下をもたらす場合もあるようです。

私の場合、ある程度までは回復しましたが、局所的な歪みは今でも残っています。普段はあまり気になりませんが、小さなものをじっと見つめて作業する時などは、うまく見えず苦痛を伴うことがあります。

少しぐらいの症状だと思って安心しないで、眼科を受診・治療を受けることを強くお勧めします。

知っておいて欲しいこと

1. 中心性漿液性脈絡網膜症は最初は気づかないことも多い。

2. 再発しやすく繰り返すと視力低下を招く場合がある。

まとめ

とにかくストレスは良くないらしい

私がこの数年中にかかった目の病気を書いてきました。ちなみにこれら3つの病気の関連性については、どの眼科医に聴いても明確な答えは返ってきません。ただし、私がヘビースモーカーであることはどの医者も指摘はします…。

また、いずれも「ストレスが良くない」と言われます。私はストレスをあまり感じない方だと思うのですが、それがかえって良くないのかも知れません。しかし、ストレスを避けろと言われても、避けられるストレスなら最初から負わねーよ、というのがほとんどではないでしょうか。

とすれば、もし不幸にも発病してしまったとしても、早期の対処で事なきを得るようにするのが現実的ではないかと思います。

定期的に眼底検査を受けよう

さて、目の病気には他にも色々あります。しかし、多くの場合「痛み」がないことも多く、気づかなかったり、気づいても安易に考えてしまうこともあるかも知れません。

私に現れた症状は非常に劇的なものばかりでしたが、些細なレベルで症状が進行している可能性もあります。

少しの変化であれば、気づかなかったり、気づいていても面倒で放置してしまうことも多いかも知れません。しかし、目は非常にデリケートな器官で、放置しておくと復元が不可能な場合も少なくないように思います。

私は網膜裂孔の治療の後、医者の勧めで2ヶ月に1度眼科医で定期的に眼底検査をすることになりました。近所の小さな眼科医さんです。散瞳薬の効果を待つ必要があるので、受診に30分ぐらいかかりますが、徒歩圏の近所の眼科医なので気楽に通えます。

私自身、眼科医に定期検査に行くという発想がなかったのですが、これだけ相次いで目の病気になると、定期検査は必要なものだと考えるようになりました。それとともに、現在目が健康な人であっても、数か月に1度でも良いので眼科医で定期検査をした方が良いと思えてきました。

また、何よりも、目に異常があったらすぐにでも眼科医を受診すること、これを徹底して頂ければ手遅れになることも少ないと思います。


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*1:【追記2016.2.21】
ブコメで指摘を頂きましたが、動脈硬化による血栓が網膜動脈に詰まるということは他の部分、例えば脳に血栓が飛ぶ危険性もあります。
そのためこの病気が見つかった場合は、目以外の血管(特に頸動脈)についても検査を行い必要があれば治療をすることが通常です。
私の場合、上記の通りエコー検査等で問題箇所を探したのですが問題は発見されませんでした(血流に関する投薬は受けましたが)。仮にエコー検査等で問題が確定されればそちらの治療も問題になったと思います。
いずれにせよ、この病気にかかった場合、必ず医師の方から動脈硬化に関する検査や治療の指示があると思いますのでこれに従いましょう。

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