今回は料理レシピでもひとつ。レシピを上げるのも、料理の写真を撮るのも初めてですが、私、料理が好きなのです。料理するとスカッとします(包丁をたくさん使うのが一番好きです)。
紹介するパスタは何人かに教えてあげましたが、それぞれの家でメニューとして生き残ってるようです。アンチョビとにんにくの組み合わせは失敗のない美味しさです。
では、サルでもできる料理レシピ第1弾です。
材料(4人分)
我が家では3人分ぐらいに相当すると思います。少食なご家族なら5人前になるかも。まあ、分量は適当でいいです。
材料 | 分量 |
---|---|
乾燥パスタ | 400g |
ジャガイモ | 中ぐらいの大きさ4個 |
キャベツ | 大きいやつの外側5枚ぐらい |
アンチョビフィレー(缶詰) | 1缶 |
生にんにく(チューブ) | 適量 |
生クリーム | 200ml |
塩 | 適量 |
黒コショウ(粗びき) | 適量 |
作り方
書いている順に作業すればOKです。
下ごしらえ
まず、ジャガイモはこれくらいの大きさに切ります。もう少し大きくても良いです。一方あまり小さいと出来上がりで形がなくなるかも知れません。
キャベツは、10センチ角ぐらいの大きさにちぎっておきます。といっても適当で良いです。あまり小さめにしない方が食感も見栄えも良いです。また、芯もおいしいです。
もうちょっと青い色のキャベツの方がいいんですが、手に入りませんでした。
下ごしらえはこれだけです。
ジャガイモを途中まで茹でる
鍋に、パスタを茹でるつもりで水と塩を入れ、水の状態からジャガイモを投入してから火を入れます。アンチョビが塩っ辛いので、水に入れる塩はいつものパスタより少なめにします。
茹でているとアクが上がってくるので一応取ります。あまり神経質になる必要はありません。
吹きこぼれないように火力の調整だけして、次にパスタを投入するまで(沸騰してから2分後ぐらいです)放っておきます。
アンチョビクリームソースを作る
ジャガイモを水に投入して火をかけたらすぐにソースにとりかかります。
こちらがアンチョビフィレー。アヲハタのものが品質が安定していて好きです。
まだ火にかけていないフライパンにアンチョビをあけます。缶の中のオイルもすべて入れます。
弱火にかけてヘラでつぶします。
ペースト状になるまでヘラでゴシゴシします。これくらいです。アヲハタ以外のアンチョビだとちょっと手間取る場合もあります。
アンチョビがよくつぶれてペースト状になったら、チューブの生にんにくをペーストと混ぜながら炒めます。
※ ここで鷹の爪を入れても美味しいのですが、食べれない人がいるので今回は入れていません。
にんにくの香りが立ち、ペースト全体が煮立って来ます。まわりがブクブクしてきます。
そうしたらすぐに生クリームを投入。今回はこれしかなかったのでこれ。なんでも良いのですが、動物性の生クリームに限ります。植物性のフレッシュみたいなのはダメです。
投入したら、アンチョビペーストと混ぜ合わせます。
これくらいになるまで混ぜ合わさったら少し中火ぐらいにしても構いませんが、一気に沸騰しないように気をつけてください。
全体に沸騰直前ぐらいになったら(周囲から半分ぐらいまで泡が立って来たら)火を止めます。
粗びき黒コショウを入れます。結構たくさん入れても美味しいです。粗びき黒コショウがなければ黒コショウ、なければ…白コショウかな…。実は我が家も粗びき黒コショウ切らしてました(笑)。写真は粗びきじゃないやつです。
これでソースは完成です。
ちなみに、ここまで味付けに塩を使っていませんが、アンチョビフィレーとそのオイルの塩気で十分なので、私は塩を加えたことは一度もありません。
パスタとキャベツを茹でる。
さきほどからジャガイモを茹でている鍋ですが、お湯が完全に沸騰してから2分ぐらいはそのまま沸かしておきます。
沸騰して2分ぐらいしたらパスタを投入します。
パスタのお気に入りはデイチェコの№11。ゆで時間9分です。私は、ソースと混ぜ合わせる時間などを見込み、アルデンテになるように、7分ぐらいで湯から上げます。
ご存知の方も多いとは思いますが、投入する前にパスタをひねっておいて、鍋の真ん中にパスタを立てた後手を離すと、大きくない鍋でもうまくパスタが入ります。
ひねってある状態。
投入しました。放射状に拡がったので、麺を鍋の中に沈めるのも簡単です。放っておいても20秒ぐらいでお湯に沈みますが、とりあえずねじ込みます。
ジャガイモとともに茹で続けます。
パスタが茹で上がる2分前にキャベツを投入します。今回のパスタは7分でお湯から上げるつもりなので、パスタを茹で始めて5分でキャベツを投入しました。
6分半ぐらいの時点で一本食べてみて硬さを確かめます。
7分経ったら、お湯を切ります。ここは手が離せないので写真は撮ってません(すみません)。我が家ではザルにあけてます。パスタ鍋が欲しいです。
全てを混ぜる
お湯からあげたパスタ・ジャガイモ・キャベツを先ほどのソースに投入します。ソースは再度あたためる必要は通常ありませんが、あまり冷えているようなら事前に少しあたためておきます。
あとは混ぜるだけ。ここで意外と手間取りパスタに熱が入り続けるので、ゆで時間9分のパスタを7分であげたわけです。
完成
盛り付けて完成です。ソースに加えるコショウは少なめにしておいて、好みで後から粗びき黒コショウをふっても良いでしょう(写真は粗びきじゃないですけど)。
やっぱりキャベツはもうちょっと青い方がうまそうです。でも味は美味しかったです。意外と食べごたえがあり、おなかがいっぱいになるんですよ。
ワンポイント
ひとつの鍋でジャガイモ・パスタ・キャベツを茹でるので、それぞれを入れるタイミングが大事です。
ジャガイモを水から茹で、沸騰してから2分程度経ってからパスタを入れ、パスタ茹で上がりの予定の2分前にキャベツを投入する、という感じで大丈夫だと思いますが、好みにもよりますので調整してみてください。 また、使うパスタの茹で時間でジャガイモ投入のタイミングが変わります。アンチョビクリームソースとジャガイモ、キャベツの組み合わせはとても美味しいです。
パスタでなくてもフランスパンなどのお伴にも最適です。ソースとジャガイモの組み合わせだけでも十分なおつまみになると思います。鷹の爪を加えたアンチョビクリームソースは、例えばエリンギ、ボルチーニ茸などとも合います。
その場合は、きのこをにんにくと鷹の爪を加えたオイルで炒めた後、アンチョビ・生クリームを加えますが、きのこに火が入り過ぎないようにするのがコツです。
写真がいまいちですが、本当においしいので一度作ってみてください。
料理しながら写真を撮るのって結構面倒ですね。なので次回レシピを載せるのがいつになるかはわかりません(笑)。
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