先日、スマートフォンをarrows NX F-02Hに機種変更しました。その使い勝手などを何回かに分けてリポートしていこうと思います。
私はずっとドコモ使いで今回も継続。変更前の機種は、ARROWS NX F-01Fで、今回迷わず後継機種のF-02Hにしました。
機種の外観写真などは公式サイトでご覧ください。
arrows NX F-02H - スマートフォン - FMWORLD.NET(個人) : 富士通
- 迷わずarrows NX F-02Hを選んだポイント
- arrows NX F-02H 同梱品。
- arrows NX F-02H向けの液晶保護ガラス
- arrows NX F-02H用ケース
- 今後少しずつレポートします
迷わずarrows NX F-02Hを選んだポイント
あまり派手さのない印象のarrowsですが、約2年前にARROWSを使い始めてからはすっかりARROWSファンの私。それには幾つかの理由があります。今回これらの魅力については軽く触れますが、今後詳しく書いていければと思っています。
3日間の電池持ち
F-01の最も優れていた性能は、この電池持ちだと思います。買った当初は、普通の使い方なら文字通り3日間充電なしに使えました。さすがに2年経つと3日間もつことはなくなりましたが、充電切れの心配は圧倒的に少ない機種だったと思います。
仕事上外出することの多い私としては、スマホの充電切れは結構ストレスになります。かといってモバイルバッテリーなど、持ち歩くものはあまり増やしたくない。ですので、電池性能は重要な選択基準になります。
arrows NX F-02Hは、F-01F同様、「3日間の電池持ち」を謳っています。まずはこの点がこの機種を選んだ最大のポイントです。実際に電池が持つかどうかはしばらくしてレポートしたいと思います。
プライバシーモード
スマートフォンにロックをかけるのは当たり前なのでしょうが、通常使用の場面でも、特定のアプリや通知を表示させたくない場面があります。例えば、子供にスマートフォンでゲームをさせているけれど、不用意にタップされたくないアプリや、見せたくない通知などです。
F-01Fから搭載されていた機能ですが、arrows NX F-02Hでもこの機能は受け継がれており、特定のアプリ、特定のファイル、特定の画像等をホーム画面等から完全に非表示にすることができます。また、通知バーへの表示についても設定で表示・非表示を設定することができます。さらに、対応アプリであれば、特定の連絡先に関する情報だけを選んで隠すこともできます。
このプライバシーモードは、「隠していること自体」を隠せるので、本当に見せたくないものを見せないことが出来ます。そんなモード何のために使うの?という声も聞こえそうですが、それは使う人次第。非常に便利な富士通独自の機能です。プライバシーモードがあるだけで、私にとっては大きなアドバンテージでした。
指紋認証から虹彩認証へ
F-01Fに搭載されていた指紋認証。使い始めるまではあまり期待していなかったのですが、実際に使ってみるとものすごく使いやすかったです。端末を見る必要もなく、暗証番号等を入力するよりも圧倒的に早くロック解除などができます。
新しいarrows NX F-02Hでは、虹彩認証が搭載され指紋認証は廃止されています。虹彩認証は目の中の虹彩の模様を個人を識別する情報として利用して認証するシステムで、スマートフォンの画面を見るだけでロック解除できるというもの。指紋認証の使いやすさよりもまた一歩便利になるかという期待が膨らみました。一方で、端末を見なければロック解除できない点や、その認証精度については不安もありました。
虹彩認証についてのレポートは別途記事にしようと思いますが、結論から言うと想像よりも使いやすいです。最初はむむむ?という感じもありましたが、使い慣れるにつれて便利さを実感するようになっています。また、端末の方が学習をして認証しやすくなっていくようなので、使えば使うほど楽に認証されるようになっていくのだと思います。
虹彩認証については後日レポートします。
FMトランスミッタ
地味な機能なのですが、車中にあることの多い私にとっては非常にありがたい機能です。
私の車のカーステレオには外部入力がないこともあり(苦笑)、基本的に音楽などはCDに焼いて持ち込むのですが、時にはYoutubeやアマゾンミュージック(特にプライムミュージック)などをスマートフォンで受信しながら車のスピーカーで聞きたいときもあります。そういう時に別の機器を用意することなくスマホから音楽を飛ばせるFMトランスミッタはとても便利。
F-01Fでは電波が弱いのか、雑音が入ることが多かったのですが、arrows NX F-02Hは電波が強いのかそれとも、内臓アンテナのおかげか、かなり受信感度はあがり便利さはアップしています。
フルセグテレビ
これもF-01Fから搭載されていました。あまり使用頻度は高くないかなと思っていましたが、意外と使った機能です。ただ、F-01Fは内臓アンテナがなく、外付けのアンテナ付イヤホンケーブルを繋がないとまともに受信しませんでした。そのため、ケーブルを忘れると使い物にならないという難点がありました。
この点、arrows NX F-02Hには内臓のアンテナがあり、他に何も準備せずにテレビを受信できます。しかもアンテナの感度が良いのか、今のところほぼフルセグで受信できています。地味ですが、この部分もF-01Fから大幅に機能アップしているのではないかと思います。
他にも色々
私自身が特別に重視したわけでもないのですが、ふたを開けてみると非常に多くの機能が搭載されています。カタログみたいになってしまうので、すべては挙げませんが、私自身が気になったものを挙げると、
- セキュリティ関係
- 標準でパスワードマネージャー搭載
- カメラ
- 高速ハイブリッドオートフォーカス
- 通信
- マルチコネクション
- PREMIUM 4G & MU-MIMO
- 機器連携
- TransferJet
- オーディオ
- ハイレゾ音源対応
- 便利機能
- なぞってコピー
などです。
少しだけ躊躇したポイント
ほんの少し躊躇したのは端末のサイズ。
F-01Fのサイズは、高さ約140mm×幅70mm×厚さ10.0mm。F-02Hのサイズは、高さ約154mm×幅約75mm×厚さ約 7.9mm(最厚部約 8.3mm)。数値上は高さで約14mm、幅約5mmのサイズアップですが、見た目ではかなり大きくなったように感じます。
私は両手で操作する事が多いので、操作性についての不安はなかったのですが、携帯性には若干の不安が。ワイシャツのポケットに入れて大丈夫か、デニムの前ポケットに入るかどうかが気になっていました。
これはドコモショップで実機に触って確認。ワイシャツのポケットは全く問題なし、デニムの前ポケットはギリギリ。大丈夫と判断しました。
arrows NX F-02H 同梱品。
簡素な内容
スマートフォンのパッケージってとても小さくなったんですね。
入っているのは、本体・卓上フォルダ・ペラペラの説明書2種類と保証書だけです。
今は、取扱説明書は端末で見るか、ダウンロードしてPCで見るかですね。見ない人も多いと思います。私もそうです。
卓上フォルダ
卓上フォルダは充電器を接続して、充電しながら横置き画面を見やすくするスタンドです。何か交換用部品のようなものが付属しているのですが、何でしょうか。
本体を置く部分の溝の部品は外れるようになっています。画像の赤矢印の方向に引っ張ると部品が外れて付け替えられるようになっています。
初期状態は本体にケースをつけていない場合、交換後は本体にケースを付けて使用している場合にぴったりの厚さに対応するスタンドになるということでした。
内側カメラレンズの場所
特徴的なの内側カメラレンズの場所。本体下部、docomoのロゴの下にあります。
撮影する際は、本体をさかさまにしてレンズが上になるように撮影した方が良いようです。私はほとんど自撮りしないのでどっちでも良いです。
arrows NX F-02H向けの液晶保護ガラス
液晶保護のためのフィルムですが、私は保護ガラスがお気に入りです。フィルムよりも強度が大きく、見た目も美しい。
落下した際に当たりどころが悪いと保護ガラスにひびが入ることがありますが、液晶自体が壊れる代わりに保護ガラスが衝撃を吸収している証拠だと思います。
今回は私が選んだのは、HOYA Z'us-G(ゼウスジー) 超透明ハイクリア。ドコモショップで売られていたものを買いました。
こちらが同梱品。商品本体の他に、貼る前に液晶を拭くクロス、説明書が入っています。
付属の布で液晶をきれいにしてから装着。気泡はあまり気にしなくてもあとでも抜くことができました。その代わり位置合わせだけは慎重にします。
綺麗に貼れました(写真がマズくてすみません)。見た目も触り心地も満足です。
欠点は値段が高いこと。ドコモショップで3,780円(後でアマゾンで見ても値段はほとんど変わりませんでした)。
しかし、ほとんど劣化を感じないものなので、普通に使っている分には次の機種変更まで換える必要はないでしょう。
【追記2016.1.19】
しばらく使ってみて、丈夫さや指の滑りなどなかなか優秀なので、アマゾンへのリンクを置きました。私がドコモショップで買ったものとはパッケージが異なりますが、内容は同じもののようです。
arrows NX F-02H用ケース
arrows NX F-02Hのボディは、MIL規格14項目に準拠したタフなもの。私はスマートフォンを落としてしまうことも多く、物の扱いも乱暴なので、この頑丈さも購入の決め手になりました。
今までのF-01Fに比べると全体にサイズが大きくなり、ワイシャツのポケットには入るもののケースをつけて大きくなるのは嫌だなあなんて思っていましたし、このタフなボディーならケースも要らないかなと考えていたのですが…。
なんと購入日に2回も落下させてしまい、特に2度目は固い床に落として焦りました。幸い、全くの無傷、もちろん機能にも何の支障もなかったので、タフボディの恩恵をいきなり体験した感じでしたが、やっぱりケースをつけておこうかな、と。ドコモショップに戻って適当にケースを選びました。
それで買ったのがこれ。ソフトでもハードでもない新素材クラリティのケースです。
すみません…。細かい商品情報をメモする前に箱を捨ててしまいました…。ドコモショップで1,836円。特に可もなく不可もない感じですが、ほとんど存在を感じることなく使えるという点では私の好みに合っています。
液晶保護ガラス、ケース、ストラップ(前から使ってる首かけのものです)を装着したところです。
今後少しずつレポートします
F-01Fからarrows NX F-02Hに機種変更して最初の印象はでかいなあ、ということ。携帯している時のかさばる感じは否めません。既に慣れましたが。しかし、美しくて大きな液晶はそれ以上のメリットを感じさせます。また、本体の厚さは減っているので、持った感触は想像よりも軽やかな印象です。
使用感については、やはり最新機種の恩恵を感じる部分が多々ありますので、今後、少しずつ使い勝手などをレポートしていこうと思います。