45 For Trash

しごうするのか、されるのか。

【WordPress】WP Dashboard Notesでダッシュボードにメモ。それからプラグインのバージョンダウンのこと。

先日の記事(参照:新たにWordPressでサイトを作ったのでプラグイン一覧をメモ(2017.12現在) - 45 For Trash)で紹介したWordPressのプラグインSimple Author Boxのバージョンアップがあり、更新してみると自分にとっては無用というかマイナスの影響があったので、元のバージョンに戻しました。

当然ダッシュボード上では更新マークが出たままになってしまうのですが、そうすると誤って更新してしまいそうです。更新マークを出さないようにfunction.phpを書き換える方法、プラグインで更新を非表示にする方法などもありますが、そこまでする気にもならず。そこでダッシュボード上に注意喚起のメモを貼ることにしました。

ダッシュボードにメモを残すプラグインは色々ありますが、個人的にはWP Dashboard Notesが良かったので紹介します。また、プラグインをバージョンダウンするときの方法についても触れます。小ネタですね。

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WP Dashboard Notesはダッシュボードにカラフルなメモを気楽に残せるプラグイン

ダッシュボードにメモを残せるプラグインは色々ありますが、複数のメモを残せること、色によって目立たせることができる、などの点からWP Dashboard Notesを選びました。使い方などを簡単に説明します。

インストール

公式ディレクトリに登録されているプラグインなので、管理画面のプラグイン新規追加からインストールできます。インストール後に有効化するだけで他に設定は必要ありません。

メモの追加

WP Dashboard Notesを有効化してダッシュボードにアクセスすると、右上に「+メモを追加」というメニューが現れます。

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ここをクリックすればダッシュボード上に新しいメモが作成されます。

また、既存のメモ上にも新たなメモを追加するためのボタンがあります。

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メモは2種類で色も変えられる

メモを追加すると、最初はリスト形式のメモとして出てきます。

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メモの表題を変えたい場合、文字のあたりをマウスオーバーすると編集マークが出てきます。

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リストを作り、メモの色を変えるとこんな感じです。

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色の変更はここから行います。

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リスト形式で「To Do メモ」として使うのに最適でしょう。完了した予定にチェックを入れたら打消線も表示されます。

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リスト形式として使わず普通のメモにしたい場合は、こちらのボタンを押します。

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普通のメモにしてメモを赤にしたのが下の画像です。表題と本文を編集できます。

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メモを自分だけに表示するか他の人にも表示するかを選べる

複数のユーザーでひとつのワードプレスを使っているとき、メモを自分だけに表示するか、他のユーザーにも表示するかを選べます。

これが全員に表示している状態。

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これが自分にだけ表示している状態です。

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目立つ色にしておけば注意喚起にはなるでしょう

ダッシュボード上での見た目はこんな感じです。もちろん、他のダッシュボードウィジェットと同様、ドラッグすれば配置を変えられます。カラフルな色が用意されているので、十分目立つでしょう。

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でも、見慣れると何とも思わなくなるでしょうけどね…。

WP Dashboard Notesは、あまり高機能とは言えませんが、注意喚起用のメモをダッシュボードを残すという目的にはぴったりのシンプルなプラグインだと思います。他のユーザーへの簡単なチュートリアルを表示するのにも使えそうですね。

ja.wordpress.org

プラグインのバージョンダウンをする方法(おまけ)

WordPressのプラグインはセキュリティの観点から最新のバージョンのものを使うべきですが、バージョンアップの内容によっては一時的に古いバージョンのまま使ってしのいでおきたい場合もあります。

更新前にバージョンアップの内容をすべて把握できれば良いのですが、マイナーバージョンアップだとみるとそんなに詳細に確認するわけでもなく、更新後に元に戻したいときもあります。しかし、管理画面からプラグインのインストールをしていると、プラグインのzipファイルが手元に残っていない場合も多いものです。

そんなときはプラグインのサイトに行って古いバージョンのファイルをダウンロードします。しかし、旧バージョンのダウンロードリンクは見当たりません。そこで下記のようにします。

プラグインのサイトに行って、「ダウンロード」ボタンを右クリックし、出てきたメニューから「リンクのアドレスをコピー」を選びます(画像はSimple Author Box プラグインのサイトの例です)。画像はChromeの例ですが他のブラウザでも同じような感じでしょう。

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すると現バージョンのプラグインファイルをダウンロードするアドレスがクリップボードにコピーされます。

https://downloads.wordpress.org/plugin/simple-author-box.2.0.2.zip

これをブラウザのアドレスバーに貼り付けした後、最後の「2.0.2」のところを、目的のバージョン番号に書き換えます。例えば下記のように「1.9」に書き換えます。

https://downloads.wordpress.org/plugin/simple-author-box.1.9.zip

その上で、Enterキーを押せば、バージョン1.9がダウンロードされます。このファイルを管理画面のプラグインインストールからアップロードすればバージョンダウン完了です。

バージョン番号が「1.9」なのか「1.9.0」なのかわからないこともあるでしょうが、何度か試せばたどりつけるでしょう。

もっとも、プラグインによっては、この方法でも古いバージョンのダウンロードができない場合もあるので、本当はプラグインのzipファイルをこまめに保存しておく方が良いのかも知れません(面倒くさいから私はやってませんが)。また、複数のWordPressサイトを運営していて、同じプラグインを使っている場合は、まだ更新していないサイトのサーバーからプラグインファイルをダウンロードすれば、古いバージョンのプラグインファイルを入手することはできます(zipファイルではないこのファイルをFTPソフトでサーバーに直接アップロードするのはあまり良い方法とは言えないでしょうが、どうしようもない時は仕方ないですね…)。

でも、ずっと旧バージョンを使い続けるというのも良くないので、簡単にバージョンダウンができない場合は、他の策を考えた方が良いのでしょうね。


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